人気ブログランキング | 話題のタグを見る

愛猫アントニオとの毎日を徒然なるままにかいたほのぼの日記です。


by kazueeeeeeek

祈り

久しぶりの更新ですが、悲しいお話です。

更新するべきか、ここ3週間ずっと迷っていました。

3週間前、アントニオのお腹に大きな腫瘍が見つかりました。


ここ1〜2ヶ月、カリカリが減ってないなぁなんて思ってました。

そして抱っこするたびに軽いと思ったけど、
いつも7キロ越えの息子を抱っこしているので
軽く感じるんだろうなんて思っていました。

6月10日(金)、夫とそんな話をしていて
何気なくアンの体重をはかってみたら3.2キロしかありませんでした。

6月11日(土)、朝イチで病院にいきました。大雨の日でした。

レントゲンの結果、アンのお腹に大きな腫瘍(癌)があることが分かりました。
15日(水)に手術を受け、もしとれるようなら取り除きましょう、
(腫瘍の場所によっては、取れないかもしれない)
それまでに少しでも体力が戻るようにと
連日点滴を受ける事になりました。

点滴は朝イチから夕方閉院するまで丸一日です。
これを11日(土)12日(日)14日(火)続けました。

点滴から帰ってきた日はすこし元気がでるようで
自分でカリカリを食べにきました。

今までは腎臓のために療養食しか食べさせてなかったけど
とにかく何でもいいから食べさせて、と先生から話があり
7、8年ぶりに大好きなウェットや、かつおぶしを食べる事ができました。

そして15日(水)手術の日。
朝病院へ連れて行き、アントニオを託してきました。
わたしたちは家で終了の電話がかかってくるのを待っていました。

この日は何にも手につかなかった。
どうかどうか、腫瘍が取れますようにっずっと祈っていました

夕方わりと遅い時間にかかってきて、
結果は「取り除けませんでした」

組織を精密検査にだして、抗がん剤の治療ができるかどうかを
判断しましょうとのことで、また結果待ちとなりました。

アントニオはこの日から17日(金)まで入院。
入院は2度目とはいえ、お見舞いにいくとじっと動かず
当たり前だけど痛々しかった。

先生の話によると、そうとうナーバスになってるようで
いっさいえさを食べないとのこと。

家でいつも食べているカリカリを持ち込んでいいとの
ことなので、食べ慣れている療養食やウェット、かつおぶし、
いつものお皿、いつも使っている毛布等を
ゲージの中に残しておきました。

18日(土)の朝、退院しました。

洋服なんて着た事ないのに、包帯で身体を巻かれ
爪も短くきられちゃって。
アントニオ、とってもがんばりました!
祈り_c0125532_1414335.jpg


結局入院中は点滴だけで、カリカリは食べませんでしたが
この日カリカリを食べる事ができました。
やっぱり家がいいんですね〜当たり前だけど。
祈り_c0125532_14141630.jpg


食欲がでてほっとしたのも束の間、
この日の夜中それらをほとんど全部吐いてしまいました。

19日(日)は朝からぐったりしていたので
再度診察を受けると、吐いた事による脱水症状とのこと。
この日から3日間、また通院で一日中点滴を受けました。

22日(水)、診察。
脱水症状についてはよくなったとのことで、
家で様子をみることになりました。

この日から10日間、アンは家にいてもほとんど自力で動かず
ごはんは時間をきめて、夫が抱っこをしてカリカリ置き場まd
連れて行って食べさせています。

タワーにのぼることもなくなりました。

ソファやベッドには何とか自分でのぼれています。

ほとんど一日中じっと動かず、ぐったりしています。

そして7月2日(土)、抜糸と精密検査の結果を聞きに受診しました。

抜糸は完了。

検査の結果は、、、
たとえ抗がん剤のうったとしても、数ヶ月の命。
もし何もしないなら、あと3週間くらいとのことでした。


まさかまさかまさかこんなことになるなんて。

アンは長い間子どもができなくて辛かった私にとって
ほんとに自分の子どもそのものでした。

何かあっても、そのふわふわとして温かい身体に触れて
目を見つめるだけで、ほんとに癒してくれた。

アンはまだ8才。来週で9才になります。

まだまだ若い、あと10年くらいは、、、なんて思ってたのに。

せめて息子の記憶に残るくらいは生きていてほしかった。

せっかく家族が増えたのに、、、
祈り_c0125532_14143017.jpg


もっと早く気付けば、結果は違ったのか?

カリカリが減ってないことに気付いていたのに、
抱っこしたとき軽いなってずっと思っていたのに
それをないがしろにしてしまった。

後悔だらけです。


抗がん剤をうつかどうかは、夫が今熟考しています。


わたしの祈りは、どうかアンができる限り苦しまず
痛い思いをせず、おだやかに安らかに過ごせるようにということです。

残された時間がどれくらいかわかりませんが
アンが少しでも楽に過ごせるように、大事に過ごしていきたいと思います。


※ブログは、アンが生きた証としてこれからも経過を記録していく予定です。


☆〜☆ブログランキングに参加しています☆〜☆
↓クリックで応援お願いします♪

by kazueeeeeeek | 2011-07-02 14:17 | 猫の病気